給湯器の種類ごとに特徴を紹介

自宅に合う給湯器が知りたいという方に向けて、給湯器の種類ごとに特徴を解説する記事です。
給湯器には大きく分けて6つの種類があり、種類ごとに使える燃料の種類や機能性が異なるもの。
そのため、自宅に合う製品を選ぶためには、種類ごとに特徴を把握しておかなければなりません。

そこで今回の記事では、ガス給湯器・電気給湯器・石油給湯器・ハイブリッド給湯器・暖房機能付き給湯器・エコ給湯器と6種類の特徴をご紹介します。
種類ごとに給湯器の特徴や性能、使う燃料、ランニングコストなどを解説していくので、給湯器の設置や好感を検討されている方はぜひ参考にしてください。

給湯器の種類とそれぞれの特徴

給湯器の種類と、それぞれの特徴についてご紹介します。

わかりやすくまとめると、以下のような特徴があります。
・ ガス給湯器
  燃料:ガス、給湯方式:瞬間式

・電気給湯器
  燃料:電気、給湯方式:貯湯式/瞬間式

・石油給湯器
  燃料:石油、給湯方式:貯湯式/瞬間式

・ハイブリッド給湯器
  燃料:電気とガス、給湯方式:貯湯式/瞬間式

・エコ給湯器
  燃料:電気、給湯方式:貯湯式

以下でより具体的に解説していきます。

ガス給湯器

「ガス給湯器」とは、ガスを燃料としてお湯を沸かす種類の給湯器です。
燃料となるガスは都市ガスやプロパンガスであり、給湯器としては最も一般的なタイプ。
故障が少なく給湯力が高いというメリットを持ちますが、作動音が大きいことやお湯の使用量に合わせた製品を選ばなければならないこと、凍結のリスクがあることに注意してください。
ガス給湯器とは、以上のような特徴を持つガスを燃料として稼働する給湯器のことです。

電気給湯器

「電気給湯器」とは、電力を燃料としてお湯を沸かす種類の給湯器です。
電気料金が安い時間帯に自動でお湯を沸かし、貯湯タンクにお湯を溜め、電気料金が一般料金となる時間帯に貯湯タンクに溜めたお湯から給湯を行います。
凍結の心配がなく低コストで稼働しますが、給湯力が低く、貯湯タンクが空になるとお湯が出ません。
電気給湯機とは、電力を燃料として稼働し、コストは安いものの給湯力が低い種類の給湯器です。

石油給湯器

「石油給湯器」とは、灯油を燃料とする種類の給湯器です。
低コストで稼働するものの給湯力が高く、凍結のリスクも少ないことがメリットですが、作動音は大きく、灯油の臭いがすること、給油をしなければならないことがデメリットとなります。
石油給湯器とはコストと給湯力に優れているものの、燃料が灯油であることから臭いや給油の必要性というデメリットを持つ給湯器です。

ハイブリッド給湯器

「ハイブリッド給湯器」とは、燃料として電気とガスの両方を使用する種類の給湯器です。
熱源を切り替えられるため、省エネ性能が高く低コストで稼働させられますが、製品本体のサイズが大きいことがデメリットとなります。
電気とガスの両方を使用でき、省エネ性能とエコロジーさを重視した給湯器がハイブリッド給湯器です。

暖房機能付き給湯器

「暖房機能付き給湯器」とは、床暖房機能が利用可能となる給湯器のことです。
床下にパイプを設置し、お湯をパイプの中に流し込むことにより床暖房機能を利用できます。
ただし、ガス式暖房機能付き給湯器の場合は配管工事が必要となり、建物によっては取り付けられません。
床暖房と湯沸かしという両方の機能を利用できる給湯器が、暖房機能付き給湯器です。

エコ給湯器

「エコ給湯器」とは、熱効率の高い給湯器の種類です。
電気式・ガス式・石油式といずれのタイプも販売されており、大気の熱や排熱を利用して熱効率を高めます。
熱効率が高いことから光熱費を削減できる可能性がありますが、修理費や部品交換費用が高くなりがち。
従来製品より高い熱効率で省エネを目指す種類の給湯器がエコ給湯器です。

給湯器の正しい選び方

この記事では、給湯器の正しい選び方についてご紹介します。
確認すべき項目を4つのステップにまとめ、選び方を解説しています。
最適な給湯器選びをしたい方は、ぜひこちらの記事をご参照ください。

給湯器の正しい選び方は?4つのステップで確認するべき項目

適切な給湯器選びは種類ごとの特徴を知ることから

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、給湯器における種類ごとの特徴がご理解いただけたと思います。
自宅にあった適切な給湯器を選ぶには、まず種類ごとの特徴を把握することから始めてください。

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